毎年夏になるとどこの大学もオープンキャンパスを行います。

2020年の場合は、ほとんどの大学で入構規制を実施しているのでオンラインオープンキャンパスに切り替えていることでしょう。

ZOOMでミニ授業を受けてみたり、先輩からのアドバイスを受けてみたり、入試制度の説明を聞いてみたり。

でもZOOMだとウェブカメラやマイクを使いますから自分の顔が映ることもあります。
それって恥ずかしいことでしょうか?

onlineopencampus

オンラインオープンキャンパスで顔が映るのは恥ずかしいこと? 意外なメリットも?

私は普段大学入試に関する仕事をしていますのでオープンキャンパスというのは馴染み深いものです。

結論から言うと、AO入試(総合型選抜)や学校推薦型選抜に出願を考えているなら、自分の顔を出さないよりは出したほうがよいでしょう。

たしかにビデオをOFFにしてしまえば自分の顔は映ることはありません。
自分の顔に自信がないとか、ネット上に自分の顔を出したくないとか、大学関係者に自分の顔を見られるのはためらいがあるという場合はビデオをOFFにすればいいですし、それでその後あなたが入試などで不利になることはありえません。

でも総合型選抜や学校推薦型選抜では面接があります。(2020年秋~冬のこれらの入試は、一部大学ではオンライン面接になる可能性もあります。)

この場合、面接の時に「オンラインオープンキャンパスに来てくれたあの人だね」と教員から思い出してもらえたほうがよほど好感度は高いでしょう。

そもそもAO入試(総合型選抜)や学校推薦型選抜というのは一般入試のようにペーパーテスト一発勝負ではないことに注意が必要です。

オープンキャンパスに足を運んで、この大学が自分にふさわしいと思った。大学の歴史や、輩出した先輩の姿を見て自分もこうなりたいと思った。だから第一志望として出願している。

そういう熱意の有無、マッチング度はどれくらいか。こういうところを面接や志望理由書、小論文などを通じて丁寧に評価していくのがAO入試(総合型選抜)や学校推薦型選抜です。

つまり「この大学にどれくらい熱心な態度か」ということが評価基準になってくるわけです。

・・・そう考えるとどうでしょう。ビデオをOFFにして顔を出さないでいるよりは、あえて顔を出して(学校関係者があなたの顔が映った映像を悪利用することは100%ありえません)ミニ授業などで教員に積極的に質問したほうが、よほど「この人はうちの大学を志望してくれているんだな」という自己アピールにもなります。
そのアピールを出願前の段階からできるわけですから、やらないよりはやったほうが良いと思います。

オンラインオープンキャンパスで顔が映るのは恥ずかしいことでもなんでもない

そもそも、2021年に入学してしまえば実際に通学することになり、顔を隠し続けることは不可能です。
まさかずっと仮面をかぶり続けるわけにもいきませんし・・・。
それに、リアルなオープンキャンパスだったら100%顔出しですし・・・。
(さらに言うなら大人は他人の顔にほとんど興味がない。)

その大学に入学すると仮定するなら、ミニ授業なり先輩との相談のときに顔を覚えてもらっていたほうが、後々ずっと役に立つことが多いはずです。

そういうわけで、私の立場としては必要以上に恥ずかしがる必要はなく、志望度が高いならビデオをONにして積極的に質問してみるべきというものです。

2020年夏のオープンキャンパスは実際にキャンパスに足を運べない状況で行われますから、大学の本当の雰囲気を生で味わえません。だからこそ少しでもその不利を埋めるべく、教員や先輩たちとは積極的にコミュニケーションを取りたいですね。