セブン-イレブンだろうとローソンだろうとファミマだろうと、なぜかレジの横にはみたらし団子が置いてあります。

それだけではありません。なぜか月餅や蓬(よもぎ)団子といった和菓子が置いてあるのです。(月餅は厳密に言えば中国ですが。)

実に不思議ですね。

私はついみたらし団子を買ってしまうことがあります。
それもこれもこの動画を見てしまったから・・・。



やけに耳に残る「こねラップ」。

「だーんだーん 団子好きになる ゆったんとゆったりしたい おいしいお茶をいれてほっこり 団子ムーブメントを巻き起こせ!」

こんなものを見せられたら、団子が食べたくなるに決まっている!!

というわけで立ち寄るコンビニでみたらし団子を見つけると、なんとなく買ってしまうのでした。
一瞬で初期段階から末期症状まで進んでしまったような気がします。

でもどうしてコンビニのレジ横に置いてあって、衝動買いを誘うのでしょうか?

なぜコンビニレジ横にはみたらし団子や月餅、蓬団子が置いてあるのか?

ライブドアニュースにはこんな記事がありました。
和菓子はレジ前やその横が最も相性の良い売場とされています。これは恐らく、和菓子の主要ターゲットである高齢者が、そもそもパン売場に立ち寄るという消費行動をあまり起こさないことが大きいのでしょう。ただ潜在的な和菓子需要は持っているので、レジに並んだ際にレジ横の和菓子を「あった!」と発見し、購入しているものと考えられます。

(https://news.livedoor.com/article/detail/11975887/より)
そもそもレジ横スペースというのは、ついで買いを誘発しやすい売り場だそうです。
レジから遠いと、Aを買うからBはやめておこうという気分になりがちですが、レジの前まで来たらお客さんはそういう心理にならず、「これも買っておくか」と売上が純増するのだそうです。商売がうまいですね。

みたらし団子、月餅、蓬団子ってついで買いにちょうどよいポジションなのでは

コンビニでは各社がともに様々なスイーツを競い合って投入しています。
それを目当てに特定のコンビニに行く人もいるはず。
ようするに新手のスイーツというのは客寄せパンダの役割があるんですね。

でもみたらし団子も月餅も蓬団子も大昔からあるお菓子で商品として完成され尽くしていて、改良の余地はあまりないと思います。
だから客寄せパンダとしての役割を担うことは難しいでしょう。

でも客寄せパンダにはなれなくても、「大昔からある」というのは強い武器です。
なぜって、「歴史の試練に耐えた」ということは「目立ちはしないがこの先も根強い支持を集め、ずっと売られるだろう」とほぼイコールだからです。
これは戦争で言えば後方支援部隊でしょうか。吹奏楽で言えばユーフォニアムみたいなポジションでしょうか。どっちも分かりづらいたとえですが。

だからこそ、「子供の目の位置の高さ」のような陳列棚の激しいポジション争いに和菓子を投入しなくても、人目につけば一定の売上が見込めるエリアに置いておくというのはそれはそれで合理的な作戦だと言えるでしょう。

それに、和菓子のような見るからにおっとりキャラは新商品と売り場を競いあうようなタマじゃありません。そもそもみたらし団子は競争には勝っても負けても空しさを感じる性格でしょう(謎の擬人化)。競争はつまるところ戦いであり、どっちにしても人を幸せにしないという性格のみたらし団子には、サバイバルのような血なまぐささとは距離を置いて伸びやかに生きてほしいと思います(また謎の擬人化)。


いつでも食べられるだろうという油断は禁物だった

月餅といえば横浜中華街で有名な重慶飯店の名物ですが、私はその中華街のすぐ近くに住んでいたことがあります。
近いがゆえに「まあいつでも行けるさ」と結局重慶飯店には足を運ぶことがなく、中華街から電車で2時間も離れた別の街に引っ越すことになりました・・・。油断は禁物です。