2020年4月現在、東京都では新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために外出を自粛するよう、知事からの呼びかけがありました。

というわけで外に出ることを控えている人も多いかと思います。

でもずっと家にいても退屈だし、気分は変わらないし・・・。で結局イライラ・・・。

いえ、そんなことは起こりません。
いつもの飲み物を少し変えるだけで、十分な気分転換になるのですから・・・。

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外出自粛中に、家で飲んでみたいおすすめの飲み物

1.コーヒー
え、コーヒーなの? そう思うかもしれませんが、私がここで言っているのはインスタントなどではありません。
豆からゴリゴリとコーヒーミルで挽くコーヒーです。

コーヒーミルはそのへんのスーパーでもアマゾンでも2,000円ほどで売っています。
豆も一袋200グラム500円程度で有名メーカーの商品を買うことができます。
コーヒーフィルターも50枚100円ほど。

でもこれだけで本当に豊かな香りがひろがるコーヒーが楽しめてしまいます。
素人の私が作ったコーヒーがスタバとかのコーヒーよりも美味しいのが不思議です。
しかし私はコーヒーミルなどのちょっとした初期投資だけで何年も美味しいコーヒーを飲めています。
それでスタバには全然行かなくなってしまいました・・・。



2.抹茶
ちょっと敷居が高いかもしれませんが、これもなかなか気分を落ち着けてくれる飲み物なのです。
まず茶碗が高いんじゃないか? そう思うかもしれませんが、安いもので良ければアマゾンなんかでは1,000円程度でも十分買えちゃいます。




でも抹茶がはじめてということであれば、セットもので買うのが一番手っ取り早いです。



自分はバラで買ってちょっと遠回りしちゃいました。
昨年台風が来たときもヴァイオリンを練習しながら抹茶を点てていました。
画像の端っこに写っている棒のようなものはヴァイオリンの弓です。

戦国武将たちが愛した茶の湯。
常に死と隣り合わせだった彼らにとって、静寂のなかで茶をじっくりと味わうことがなによりの安らぎだったのかもしれません。

もしかすると私もあなたも新型コロナウイルスに感染し、「100日後に死ぬワニ」のような運命をたどるかもしれません(確率はものすごく低いでしょうが)。
だとすれば・・・、いやだからこそ、いまこの一日を心静かに過ごせるのはとても貴重なことと言えるでしょう。

ちなみにお茶に含まれるカテキンはどうやら殺菌効果もあるらしく、日本カテキン学会のウェブサイトにはこのように書かれています。
カテキンは、細菌とともにウィルスにもその効果を発揮します。
ウィルスは、細菌と違い自分で増殖するのではなく、特定の細胞に取りついてその細胞の中で増殖します。ウィルスは突起(スパイク)を持っていて、その先に細胞と取りつくジョイント部分があります。スパイクにはウィルスによってそれぞれ固有のマークがついています。

(中略)

カテキンのウィルス感染予防効果は、ジョイントの部分をふさぐものであるため、ウィルスのマークの違いによらず発揮することができます。
抹茶を飲めば必ず健康になれるというものではありませんが、美味しくてなおかつ体にもよいということであれば生活サイクルのなかに取り入れて損することはありませんね。

おわりに

どの飲み物も、時間があるときではないと飲んでみようという気になかなかなれないものです。
外出自粛というのなら移動時間というものが生活サイクルからごっそり消滅するわけですから、その分自分の自由時間は増える計算になります。

そういうときに、ひと手間かけて飲み物を作ってみるのは気分転換にも、生活のクオリティアップにもいいことだと思います。

私は毎朝6時に起きてコーヒーを豆から挽いてからヴァイオリンの練習をしています。
これがなかなか貴重なひとときで、コーヒーの香りを楽しみながらバッハの「無伴奏ソナタ」を演奏するのはとても気分が落ち着きます。

コーヒーは豆から挽いたことがない、抹茶を作ったことがないという方はこの機会にぜひ試お試しください!