2020年1月18-19日に最後の大学入試センター試験が行われました。
全国的に大きな混乱がなく終了したようで、私も入試関係の仕事をしている関係上、ほっとしています。

2021年には大学入学共通テストとなり、難易度が上がるのではないかと予想されています。

記述式問題を採用するか、しないかでいろいろ政治的な混乱がありました。
とはいえマークシート式の問題は引き続き出題されるようです。

となると気になるのが、マークシートに記入ミスをするとどうなるのか、ということです。

私もTOEICで1マス飛ばして塗りつぶしてしまい、慌てて書き直したことも・・・。
これは自分で気づいたからよかったです。

しかし試験終了後に「あれ、マークミスしたかも」と気づくときがあります。
どうなるのでしょうか。

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センター試験、大学入学共通テストでマークミス。どうなるか

受験番号を書き間違えるというのはけっこうあります。

1689Bというのを、1698Bとしてしまったり。

自分の名前たとえば「駒場太郎」を書き忘れたり・・・。

私立大学の場合、採点前に職員が記入漏れをチェックして、書き忘れた人の受験番号や名前を赤えんぴつなどで補筆するという温情措置を行うところ「も」あります。

センター試験の場合はどうなるのでしょうか。それは・・・。

「答案整理に携わっている教職員が、記入漏れ・間違いに気づいても一切手を加えてはならない」

ということになっています。

記入ミスは自己責任。あなたが悪いんでしょ、ということです。
たしかに試験開始のタイミングで名前、受験番号を記入することになっており、答案回収前にも「受験番号、名前の記入漏れなどがある人は挙手してください」と試験監督が宣言していますから、それでも記入間違い、記入忘れをしてしまうなんて、自分のせいだとしか言いようがありません・・・。

あえて記入漏れを指摘した大学教授もいる

お茶の水女子大学名誉教授、藤原正彦さんはある時の『文藝春秋』誌に、センター試験の監督をしていたときの思い出を書いていました。

一心不乱に問題を解いている受験生がいた。
近寄ってみると、なんと受験番号を書き忘れている。
なんとかしたいが、どうしようもない。一体どうしたら・・・。

藤原さんはとうとう「この中に、受験番号を書き忘れている受験生がいます」とアナウンスします。
全国一律、平等な環境で実施する試験であるという性質上、本来ならこういうアナウンスは認められていません。

試験監督が独断でこういう報告をしたということは、大学入試センターに「事故報告」として伝達しなくてはなりませんが、その場にいたはずのもうひとりの試験監督(センター試験は一つの試験室に複数の監督を配置することになっている)が試験実施本部に「こういう予定外のアナウンスをした」と伝えたかどうかまでは誌面に書かれていませんでした。

さてその受験生はどうなったのかというと・・・。

あまりに解答に夢中になっていて、藤原さんのアナウンスを聞いていなかったそうです・・・。

おわりに

マークミスがあると一瞬で\(^o^)/オワタになってしまうのがセンター試験。大学入学共通テストでもおそらく同じルールになるはずです。

くれぐれもマークシートの記入は十分にチェックしたいですね。