ブログは不思議なものです。

何時間もかけて「やべーなこれ」と思うほど作り込んだ記事が全然読まれなかったり、逆に15分くらいでサクッと書いた手抜き記事に何千ものアクセスが殺到したり・・・。

私の場合、コンビニで売ってる「かにぱん」のことを記事にしたことがあります。

読んでいただけるとおわかりのように、15分くらいで書いたことがミエミエですね!

ところが、この記事がある日4,000PVくらい稼いだことがあったのです・・・。

enigma


ブログの謎。手抜き記事でもアクセス殺到

なぜこんなことに?

2019年秋、台風19号が関東に上陸し、東日本の広い範囲で被害をもたらしました。
その一方で防災用備蓄食料などが注目を一時的に集めたのです。

そして台風一過。若乃花元横綱がご自身のブログに「コンビニに行ったらかにぱんが大量に売られていた。かにぱんは賞味期限が長いことを初めて知った。勉強になった!」という内容の記事をポスト。

するとこのことがネットニュースになり、「かにぱん 賞味期限」というワードで検索する人が急増。
このワードで検索すると、その時は私の記事がGoogleで2位のあたりにいましたので、PVが一時的に急伸したというわけです。

何がウケるか事前には分からない

このことから学んだのは「どんな記事がアクセスを集めるか、事前には分からない」ということでした。

検索上位にいればたしかに流入は見込めます。しかしブログをやっている人なら100%、虎視眈々と検索上位を狙っています。ましてや「(商品名) おすすめ」「FX 体験談」「英会話 教材 レビュー」などのワードは激戦区で、素人が付け入る余地はありません。

とはいえ「かにぱん 賞味期限」というガラ空きワードでもアクセスを集めることもあるということを経験的に学びました。

やってみて初めて分かることもあります。
そういえばサントリー創業者、鳥居信次郎さんの口癖が「やってみなはれ」。
チャレンジしてみないと、どういう結果になるかはわからないのです。

「記事の質にこだわらないといけないんじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし現実にアクセスを集めているであろうトレンドサイトは、「芸能人〇〇の熱愛彼氏はだれ?」のような正直しょうもない&画像の無断転載のようなしょうもないコンテンツであることが往々にしてあります。

なにかの手順やノウハウ、価格の比較、貴重な経験の書き起こしなど記事の質にこだわるべきものもありますが、世の中のニーズはどこに埋まっているかわかりませんから、まずは世に出してみるくらいの気持ちでちょうどいいのではと思いました。