スマートウォッチはとても便利。

スマホとの連動によるメールや電話、SNS通知の確認ができます。
メッセージの返信もでき、さらに通話もできるモデルもあるとか。

しかもスマートウォッチではアプリに対応していることから、普段使用しているアプリをスマートウォッチでも利用できます。

これを試験に持ち込めば、時間をチェックするだけではなく計算したり英単語を調べたり漢字をチェックしたり・・・。でもそれってカンニングですよね。

センター試験や2021年から始まる大学入学共通テストではスマートウォッチは使えるのでしょうか?
普段は大学入試関係の仕事をしている私が調べてみました。
すると・・・。

smart-watch-889639__340


当然、センター試験や大学入学共通テストでスマートウォッチは使用禁止

大学入試センターが公表している受験案内にはこう書かれています。
所持品の取扱い
ア 受験票、写真票のほかに試験時間中、机の上に置けるものは、次のとおりです。
(中略)

時計(辞書、電卓、端末等の機能があるものや、それらの機能の有無が判別しづらいもの・秒針音のするもの・キッチンタイマー・大型のものは不可。)
(中略)

イ 試験時間中に、次のものを使用してはいけません。
(中略)
・携帯電話、スマートフォン、ウェアラブル端末、電子辞書、ICレコーダー等の電子機器類

これらの補助具や電子機器類をかばん等にしまわず、身に付けていたり手に持っていると不正行為となることがあります。
このように、普通の時計なら試験室へ持ち込みOKですが、スマートウォッチならウェアラブル端末に分類されますから、使用禁止です。

使っていることがばれた場合はカンニングとなってしまいます。

うっかりスマートウォッチを身に着けていかないようにしてください。

面白いのが「秒針音のする」時計は使えないということです。
じつはスウォッチの腕時計はけっこう秒針がうるさく、クラシック音楽が演奏されるコンサートホールなどに持ち込むと、隣の席にコチコチいう音が届いていたりすることもあります(それで私は何度かイライラしたことが)。

なにもスウォッチの腕時計がセンター試験では絶対に使えないということはないと思われますが、隣の席の人から「うるさいです」という苦情が来る可能性は否定できません。

時計そのものの持ち込みを禁止している大学もある

ついには時計そのものの持ち込みを入試のときに禁止する大学も出てきました。
たとえば京都大学。
入学試験における時計の持ち込みについて
2015年12月10日
最近、通信機能や計算機能を備えた腕時計型ウェアラブル端末が普及してきました。

これを受けて、入学試験における公平性を確保するために、全試験室に電波時計を設置するとともに、受験生に対して、試験室内での各自の時計(腕時計、置時計、スマートウォッチ等)の使用を禁止することにしました。受験に際しては、試験室に入る前にかばんに入れておいてください。
(http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/admissions/events_news/office/kyoiku-suishin-gakusei-shien/nyushi-kikaku/news/2015/151210_3.htmlより)

その一方で、受験会場の教室には時計がないことを入試要項で明記している大学もありますから、入試要項は受験の前にかならず確認する必要があります。

じつはたまにいるのです・・・。「受験票には『試験地:仙台』って書いてあるんですけど、会場ってどこなんですか」という、入試要項を読めば分かることを堂々と質問してくる受験生や保護者が・・・。

入試の日に時計を忘れたらどうなるのか

当然ながら大学から時計を貸し出すということはありません。
(京都大学のように試験室に電波時計を設置している大学は別です。)

もし時計を忘れたことに気づいてしまったら、その時点でキオスクなりコンビニなりへダッシュして、ただちに安物でいいので時計を買うしかありません・・・。

入試の日は何が起こるか分からないのと、いつもと違った道を通って馴染みのない場所へ向かうわけですから、「何かあってもおかしくない」という心構えは大事です。

この記事がこれから受験をされる方の何らかの参考になれば幸いです。