2019年10月から始まり、2020年3月まで半年にわたるものすごくハードなツアーになるLove Like Rock Vol.9。

チケットの一般発売も間もなく開始となります。
FC会員になればチケットはほぼ確実ですが、全滅してしまった人(かなりありがち)、まだFC会員ではないけれどぜひ行ってみたい! と思っている人などで激しいチケット争奪戦が予想されます!

なんだかツアーを重ねるごとにどんどんハードなスケジュールになっているのにすべてのライブを高クオリティで完走してしまうaikoさん、一体どんな体調管理をしているのか・・・。

それはともあれ、LLRに初めて出かける人のためにLove Like PopとLove Like Rockの違いや注意点などについてまとめておきたいと思います。


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Love Like PopとLove Like Rockの違い

Love Like Popとは

Love Like Pop(LLP)は主にアルバムがリリースされると、そこに合わせて組まれるツアー。
曲目=セットリストは必然的にニューアルバムに含まれているものが主体になります。
会場はNHKホールだったり、何々県民ホールだったり、大阪フェスティバルホールだったりと、基本的に「ホール」と名乗っている場所で行われます。
アレンジもポップな感じ、またはジャズっぽいアレンジ(言葉で説明しづらいのですが、大体CD音源に近いか、曲によっては大人びた雰囲気)で気楽に楽しめるのが特徴です。

またaikoがお客さんとのやり取りの中で出てきた言葉を使いながら即興で歌にしてしまうコーナーなどもあり、誰でも楽しめるのが最大の魅力です。

荷物は自分の席に置いておく感じになります。(会場によってはコインロッカーが設置されていることもあります。)

Love Like Rockとは

Love Like Rock(LLR)はZepp Tokyoのようなライブハウスで行われます。
ということはスタンディングイベントと考えてくださって構いません。
LLPはホールということで座席が設置されているので、自分の席から動くことができません。
LLRの場合はライブハウスなのでみんなノリノリ・・・というか、前方に行けば行くほどもみくちゃになります。

どれくらいもみくちゃになるのかというと・・・。
以前LLRに参戦したときの私のメモがノートに残っていたので、書き写します。
しかし、人の圧力ってすごいものだ。柵のそばに陣取っていたのに、あっさり弾かれてしまったよ。朝の東海道線ラッシュの比ではない! ここなら手が届く、と思っていたのに、あと50cmでタッチできない! という微妙な所まで弾かれ、さらにもう少し後ろまで弾かれてしまったのである。残念。ぎゅうぎゅう。汗と靴箱と女の子の髪の匂い。とにかくぎゅうぎゅうである。私のち◯こが前の女の子の尻に密着しているのだがこっちも向こうもそれどころではなかった。エスカレーターの事故で人が折り重なって大怪我というニュースがあったが、人の圧力はとにかくすごいのだ。2曲ほど歌ったところでまたMC。

「今日のライブの男女比って、どれくらいなん? 男子!(イエー!)女子!(イエー!)……イイ比率やで!(男女比3:7位)今日はぎゅうぎゅうやから、女の子の色んなところに体ぶつけてな。それで『あっ、すいません、佐藤です』って自己紹介したりして。出会い系ライブやで」

「年齢って、どれくらいなん? 10代!(イエー!)20代!(イエー!)30代!(イエー!)40代!(イエー!)……あ、40代の人、おるんや! でもぜんぜん40代に見えんわ!」

「今日の倍率やけど、いくら?(とステージ後方の関係者に呼びかける)え、100人に1.4人! みんな、今日は来てくれてありがとうな、もっと呼べばよかったんやけど……」

その後また曲が進む。3曲ほど進んで折り返し。後半にさしかかると水鉄砲を噴射!

「5年後とかに、あのライブ、汗だくで、水もかかって、ずぶぬれやったなあ、って思い出すかもな」
「もっとかけてー!」
「うふっ、女の子が『かけて』って言うのもなんかいやらしいなあ」
こんな感じのライブになります。本当にライブハウス前方は「ロックバンドのライブか?」と思うほどもみくちゃになりますので、入場時の整理番号が若い場合はご注意ください。

人によってはTシャツが破れたり、眼鏡が割れたり、酸欠になったりすることもあります。
ちなみにですが、ライブ後に発行されたFC会報には「あのときのライブで倒れそうになった私を助けてくれた男子と連絡を取りたいです」という投稿が掲載されたことも・・・。

こういう状況なので、当然ながら荷物を持ち込むと危険です。会場外、中どちらか(または両方)にコインロッカーがありますから、そこへ入れておくほうが良いでしょう。
また、入場前にワンドリンク代として¥500ほどかかります。
物販ではタオルとTシャツを買うのがおすすめです。理由は・・・、ものすごく汗をかくからです・・・。

曲調ですが、LLRはロック調のアレンジが基本となります。
「ボーイフレンド」「赤いランプ」「帽子と水着と水平線」などの定番の曲がCDの音源とはガラリと様子を変え、一気にハードロックな雰囲気になります。
aikoでロックなの? と思うかもしれませんが、これが実は非常にマッチしており、aikoもお客さんを煽る煽る!! (だから会場が興奮のるつぼになってTシャツが破けたり、眼鏡が割れたり、汗だくになったりするんです。)

おわりに

というわけでLLPとLLRの違いについてまとめました。
初めての人はポップとロックどっちに行ったらいいの? という疑問が出てくるかもしれませんが、どっちから行っても正解です。どちらも確実に楽しいからです。

一般発売の場合、チケットはぴあなどでなんとかして確保するとして(とはいえこれが至難の業なのです!)、

チケットぴあ

あとはCDを聴き込んでaikoの曲を今まで以上に好きになっておくこと、これが最大の準備ですね!