ついに奥原なつ・坂場一久の2人が結婚!
西荻窪で暮らし始めるというストーリー展開になりました。

西荻窪はそもそもどんなところなのでしょう?

中央線沿線に住んでいないといまいち分かりづらいのですが、私なりに西荻窪という町についてまとめてみました。



西荻窪。
そこはひとつ西の駅・吉祥寺でもなく、ひとつ東の荻窪でもなく・・・。

ふたつの駅ほどの華やかさはないものの、こぢんまりとしたカフェ、古本屋などがある町で、令和のいまもどちらかといえばチェーン店の勢力はあまり強くありません。

吉祥寺がある意味「観光地」になっているのに、2kmほど離れただけで静かな雰囲気になり、なんだか文学青年がカフェでじっくりと村上春樹を読みふけっているような佇まい・・・。
それが西荻窪です。

『なつぞら』のオープニングアニメーショントを手がけている刈谷仁美さんの初となる個展「かりや展」も西荻窪のササユリカフェで開催されています。

近隣には新渡戸稲造が創設した東京女子大学もあり、またこの大学の近くには戦後日本を代表する政治思想史学者・丸山眞男氏もお住まいでした。

このように文化の香り高い街、それが西荻窪です。

なぜ東大卒の坂場一久がこの西荻窪に住まいをと思ったのか・・・。もうおわかりだと思います。
夫は翻訳の仕事を行い、妻はアニメーターとして活躍・・・。文化的な香りのする街、西荻窪に暮らすことにしたという設定はほんとうにピッタリですね。

もうひとつの西荻窪の顔

とはいえ物事には表もあれば裏もあります。
この西荻窪という町は地方からやって来た学生など若者が集う町でもあります。(中野~西荻窪がだいたいそんな雰囲気です。吉祥寺~三鷹はちょっと家賃が高くて地方出身者には敬遠されがちです。)

じつはこの西荻窪、オウム真理教の「道場」があった場所でもあります。
そして今現在もアレフの拠点はここ西荻窪に設置されているのです・・・。
今もこの団体は公安調査庁により立入検査を受けることがあります。
2018年7月6日 更新
公安調査庁は,現在,無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律第7条第2項の規定に基づき,警視庁及び各道府県警察の支援・協力を得て,全国のオウム真理教施設に対して立入検査を実施中である(詳細は別紙のとおり。16時20分現在)。
(http://www.moj.go.jp/psia/tachiiri20180706.4.htmlより)

その別紙というものを開いてみると、東京都杉並区西荻北にある施設に立入検査をしたことがわかります。

どういうわけか、西荻窪はオウム真理教の他にもいくつかの有名な新興宗教発祥の地でもあります。

おそらく、前述の通り「地方からやってきた学生たち」が多いことが理由だと思われます。
地方からやってきたばかりの若者は、いとも簡単にだまされがちですからね・・・。

実際問題、都内の大学でも入学式前後のオリエンテーションでサークル活動を装った政治活動団体、宗教団体、マルチ商法には気をつけろという指導をする所が多いようです。つまりそれだけ被害にあいやすいということです。

おわりに

というわけで、西荻窪の文化的な面と裏の面について書き綴ってみました。
もし都内にお住まいの方は、吉祥寺に足を運ぶことがあればぜひ西荻窪でも途中下車してこの街の雰囲気を味わっていただければと思います。