私はヴァイオリンのレッスンを受けるために立川駅の南口の辺りをよくウロウロしています。
先生に会うためにその方面をよく歩きます。

「お兄さん、キャバクラいかがっすか」

代替この手の声かけに出くわします。

でもこれは違法だったんですね・・・。知らなかった。


東京のJR立川駅近くの繁華街で、常習的に客引きをしていたとみられる男女6人が警視庁に逮捕されました。(中略)
6人は今年5月21日から先月8日までの間、JR立川駅南口近くの繁華街で「キャバクラのご利用は」「40分2000円」などと歩行者に声をかけて客引きをした疑いが持たれています。
(https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190724-00000111-jnn-sociより)

非常によく分かります!

立川駅南口を出て左に曲がり100メートルくらい歩くと回転寿司があります。
そこを右に曲がると吉野家やてんやがある道があります。

その辺りに客引きがやたらといるのです・・・。(夜8時~9時台が特に。)

tachikawa


立川駅周辺の客引きはどう対応したらいいのか

私も初めて知りましたが、立川市では客引き、スカウトなどは条例で禁止されていました。
客引き行為(多数の通行人の中から相手を特定して客となるように誘引する行為)

勧誘行為(多数の通行人の中から相手を特定して風俗店等で働くように勧め誘う行為)

客待ち行為(客引き・勧誘する目的でうろつき、たたずみ、たむろする行為)

つきまとい行為(多数の通行人の中から相手を特定し、相手が拒絶の意思を示しているにも関わらず、執拗につきまとって客引き・勧誘する行為)

ピンクちらしの公共の場における配布、掲示、配置及び住居等への配布、差し入れ、前記行為を目的で所持すること
以上のことは、立川市HPに禁止行為だとはっきり書いてありました・・・。いやあ勉強になるぜ。

私はこの客引きにしょっちゅう出会っています。
何ならヴァイオリンのレッスンと客引きがセットだと言ってもいいくらいに。

真面目な人は「結構です」「いりません」などといちいち応対しがち。
というか真面目な人だから応えてしまうのでしょうか。

でもこういうのって、訪問販売とか特にそうですけど「こう答えてきたらこう返す」式のマニュアルがあって、どう返事をしても会話が続くようにできているんですよ・・・。

私なりの経験では、「無視一択」です。

とにかく無視。誰が何を言っても無視。この手の人たちは声をかけてくることはあっても行く手を強引に遮ったり、体をつかんで強引に店に連れ込むということはまずありません。
私は立川駅南口になんだかんだで8年以上縁がありますが、毎回毎回無視し続けるだけで何の実害もなく客引きエリアを普通に通行し続けています。

これは立川に限った話ではなく、「無視」はあらゆる場面で応用が効きます。

・新人研修だ。名刺交換してほしい。(名刺交換すると、不動産投資の電話が職場にガンガンかかってきます)

・手相の勉強をしている。手を見せて欲しい。(霊感商法です)

・ピンポーン(というチャイム)。「水道の切り替えに来ました」(と見せかけた浄水器の押し売り)

・ユニセフの募金に協力してほしい。(パリでよく見かけますが、子供を使ったスリ行為の一種です

・財布を落としたので家に帰れない。千円ください(という寸借詐欺。これは日本だけでなく海外でもあります)

注:「財布を落とした」系の話ですが、自治体によっては公衆接遇弁償費という制度があり、警察で1,000円を上限に借りることができます。

この手の話はすべて無視しています。地方から上京した人が引っかかりがちな話ですが、そもそもコミュニケーションを取らなければ何も起きないわけですから、無視一択がベストの対応だと理解しています。

は~、それにしても「立川 客引き」なんていうキーワードでブログ記事を書く日が来ようとは・・・。

しかし40分2,000円は安いな、ちょっと行ってみ・・・ゲホゲホッ!