出張で大宮に行ったついでに気になっていた十万石まんじゅうをようやくゲット!

というわけで食レポとしてブログの記事にしたいと思います!!

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大宮駅内で簡単に買える十万石まんじゅう

「うまい、うますぎる、十万石まんじゅう!」のキャッチコピーで知られる十万石まんじゅう。
実は賞味期限が5~6日と短く、通販には適しません。
ではどこで買えるのかというと、十万石ふくさやのHPによると熊谷とか東浦和とか春日部とかに店舗があり、そこなら確実に手に入ります。

でもそんなところ、埼玉県民でないと行きませんよね・・・。

簡単な買い方としては、大宮駅前のそごうにテナント入りしており、そちらで買うのが簡単です。

もっと簡単な方法があります。

大宮駅内で買ってしまうことです。

駅の改札内にギフトガーデンDila大宮というお店があり、そこには埼玉県の土産物が沢山売られています。
改札内にあるというのがミソ。つまり何かのついでに大宮駅で乗り換えるときに買えるわけですから、何も埼玉に用事がなくて通過していくだけでも買えてしまうのです! 私もこれでゲットしました。

十万石まんじゅうを食べてみた感想

というわけで私も念願の十万石まんじゅうを食べてみました。
東京都の多摩地方に住んでいる私は、埼玉県なら頑張れば自転車でも行けてしまうところに住んでいます。しかし2019年5月15日に放送されたテレビ番組「今夜くらべてみました」で十万石まんじゅうが紹介されてからというもの、俄然十万石まんじゅうにありがたみを感じるようになってしまったのです・・・。

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私は10個入り(税込¥1,344)を購入しました。5個入りや15個入りなども販売されていますが、手土産なり自分用なり幅広く役立ち、かつ賞味期限や運びやすさ(暑い日に大荷物はきつい)も考えると10個入りをおすすめします。

まず包装を剥がして手でつまんだときにわかるのが、モチモチした触り心地。
箱の中の説明書(?)にはこうあります。
よりきめ細かく上品な皮の為に、日本一の米新潟県産コシヒカリの粉を使用しています。産地より使う分ずつ碾(ひ)いて送られてきます。碾きたてが信条です。
埼玉の米じゃないんですね・・・。

ともあれいただきまーす!

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口に含むと軽い歯ごたえ。他のお菓子でいうと「かるかん」に近いです。
そして肝心の味は・・・。

うまい、うますぎる!


十万石まんじゅうは一体何がどううまいのか?

何がどううまいのか、言葉にするのはちょっと骨が折れます。

まず味が全体的に薄めなことは特筆すべきでしょう。
濃いめですと、食べているうちに人によってはなんとなく胸焼けがしたり、飽きてきたり、お茶との相性がいまいちだったりと、かなり好き嫌いが分かれるもの。

しかし控えめな味わいであることによって「飽きなさ」「誰にでも好かれやすさ」が確保されていると言えるでしょう。

ちょっと強引なたとえですが、音楽で言うなればモーツァルトの音楽に近いかと思います。
モーツァルトの音楽は空港で、病院で、デパートで、学校で、ホテルで、レストランで、私たちのリビングルームで、もちろんコンサートホールで、人が集うところではどこでも流れています。どこにでも馴染み、違和感がないのがモーツァルトの音楽。

たとえばこちらの作品『ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 トルコ行進曲付き』の第一楽章は空港でもレストランでも、ほとんどの場所で違和感なく溶け込むでしょう。



こういうシンプルなおいしさが十万石まんじゅうの「うまい」ではないでしょうか。

さらに! この十万石まんじゅうは埼玉県出身のアーティストがたとえばさいたまスーパーアリーナなどのコンサートでお客さんに「記念品」として客席に向かって投げ入れるのにちょうどいい大きさなのです!(注:この部分は個人的な思い出を述べたに過ぎません。「今夜くらべてみました」について書いている上記リンクをご覧頂けると何のことかお分かり頂けるかと思います・・・。)

おわりに

埼玉県では、学校を卒業したときに紅白まんじゅうの代わりに十万石まんじゅうが配られるとか。
反町隆史さん、本木雅弘さん、市村正親さん、菅野美穂さん、渡辺麻友さん・・・。
こうした方たちも食べたであろう十万石まんじゅうを今私も初めて味わうことができ嬉しいです。
しかし自宅の近く(すぐ近くではないが)にこういう名産品が売られているとは、灯台下暗しでした。

*賞味期限が短いのが難点ですが、一応通販もありました。