2019年5月15日発売となった新妻聖子さんのCD「COLORS OF LIFE」を早速入手し、聴いてみました(いわゆるフラゲというやつです)。
少し前に私はライブで実演に接しましたが、その時の光景がまざまざと蘇る・・・。


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新妻聖子さんの「COLORS OF LIFE」。メッセージ性が強い!

皆様もご存知のとおり、新妻聖子さんは2018年にご出産を経験し、現在育児中です。
その経験を経てリリースされたCDは収録曲からして強烈なメッセージ性が感じられます。
母となった感慨や授かった命の重みといった様々な深い感情を色とりどりの歌に託し、2019年現在の彼女の姿を表現していると言えるでしょう。
今このタイミングでCDを発売したということは、つまりよほど今伝えたい「何か」があったのではないでしょうか。

ライブのセットリストにも含まれている曲が多く収録

2019年のコンサートツアーでもこのCDに収録されている曲を沢山歌っていました。たとえば「カラー・オブ・ザ・ウインド」(映画『ポカホンタス』より)や「童神」など。
収録曲は次のとおりです。
1. カラー・オブ・ザ・ウィンド(映画『ポカホンタス』より)
2. 世界が終わる夜のように(ミュージカル『ミス・サイゴン』より)duet with 山崎育三郎
3. いのちの理由
4. NEVER ENOUGH(映画『グレイテスト・ショーマン』より)
5. 童神(わらびがみ)
6. Nessun Dorma 誰も寝てはならぬ(プッチーニ作オペラ『トゥーランドット』より)
7. ひまわり“SUNWARD“
(amazon.comより)

表現力がパワーアップしている様子が伝わる一枚

育児休業を経て復帰した新妻聖子さん。おそらくコンサートツアーを始める少し前にこのCDをレコーディングしたものと思われますが、休業によるブランクや衰えなどは一切伺われず、むしろ前述のように出産を経て母親となっての色々な感情が交えられている雰囲気があります。

例えば「カラー・オブ・ザ・ウインド」における「あなたが踏むこの大地を よく見てごらんなさい」の語りかけ。
音楽的な美しさはもちろんですが、これまでのCDにはなかった語りかけの優しさはどうでしょう! ここには単なる演技を越えた真実味があります!!

「いのちの理由」でも「童神」でも、やはり家族や子どもへの温かい思いやりが一つ一つの言葉に込められており、この1年で新妻聖子さんの内面で相当な深化があったことが伝わってくる歌声となっています。

また、ミニアルバム「SEIKO」にも収録され、再録音となる「誰も寝てはならぬ」にも注目したいところです。
短い期間をおいて再び再録音したということは、それなりにこの曲へのこだわりがあったものと思われます。
実際に2つの録音を聴き比べてみると、今回の録音の方では歌い方に柔らかみが加わっているように感じられました(例えば Ma il mio mistero e ciuso in me...のあたりなど)。

もともとはプッチーニのオペラ『トゥーランドット』のアリアであり、パヴァロッティなどオペラ歌手の大家たちがこぞってレパートリーとしたこの曲は、歌えば必ず他の歌手と比較されます。

その中で今回CDに収録したということで、現在肉体的な意味でヴォーカリストとして絶頂と言ってもいい姿を感じ取って欲しいということでしょうか。

コンサートに感動した方にこそ手に取るべき一枚

私なりの感想は以上になります。
CDを聴きながら、2ヶ月前のコンサートの様子がまざまざと頭の中に蘇ってきました。
コンサートは一回限りですが(それが実演の魅力でもありますが)、CDならば自分の好きなときにスピーカーの眼の前に座って音楽を楽しむことができます。

7曲収録で3,000円はけっして安い出費とは言えませんが、新妻聖子さんのコンサートツアーに感銘を受けた方や、彼女の「いま」を感じ取ってみたい方はぜひ耳を傾けて頂きたい一枚となっていると思います。




追記:プロモーション動画も公開されていました。