ZOZOTOWN前澤友作社長のツイートを思わずRTした人も多いはず!



リツイート数は300万に到達しようとしています! 何しろ100万円が当たるかもしれない、しかも宝くじみたいにお金を払わなくてもいいんですから、やらない手はない!
(ただしこの記事作成時点で、当選確率はおよそ3万分の1)

でもどうしてこんなことを・・・?

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1億円ってなにができるの?

1億円という値段を考えてみましょう。何ができるでしょうか。
新聞広告の料金サイト「新聞広告ナビ」によると、朝日新聞全国版に1ページの広告を出稿すると、39,855,000円かかります。およそ4千万円!!

1億円は、つまり朝日新聞に2.5回広告を出したことに匹敵するんですね・・・。

でもどうでしょう。
新聞広告って、皆さんまじまじと見ますか? 見ないですよね。なんとなく眺めて終わりですよね・・・。

それに制作費だってかかりますし、広告代理店に中間搾取されちゃいますしね・・・。

新しい形のPR戦略?

さて今回のツイートで前澤社長のツイッターフォロワー数は激増!!
もともと50万人だったフォロワー数が、2019年1月6日21時時点で325万人!
たった1日で、実業家のフォロワーナンバーワンだった孫正義氏(240万)を抜いてしまいました。

どうでしょう、朝日新聞に2~3回広告を出したとして、こんなにフォロワーが増えることってあるでしょうか?? ありませんよね。

つまりこれが新しい時代のマーケティング戦略だ、代理店や制作会社を通さないで、安上がりな形で自社をPRできる。
しかも一度フォローしてくれればその後はツイートするたびにダイレクトに宣伝できる。
そのための投資額が1億円というなら安いものだ・・・。

この辺りが真意だと思います。

そうすればZOZOの業績も向上し、優秀な人材をよい待遇で採用できる。ますますZOZOは潤う。


むすび

人と人をダイレクトに結びつけるのがインターネットの特徴。
つまり「代理店」のようなものがいらなくなっていくのが時代の流れ。
前澤社長の1億円配りますというマーケティングはその模範的ともいえる実践例だと思いました。
私はこの決断について賛成も反対もしていませんが、時代を作る人の行動力は傑出していることの現れの一つだと考えています。

なお前澤社長はこのようにもツイートしています。

となると、単なる自社の利益ではない、お金を超えた何かを目指しているのでしょうか。
たとえばアメリカの成功した実業家が大学に寄付をしたり、コンサートホールを建設したりといった社会活動に熱心だったように・・・。うーん、真意はなんだろう?? 大富豪は私達とは見えている世界が違うのでしょう・・・。

追記:本当に伝えたかったメッセージは、情熱を持つことの大切さ、夢を追いかけることの大切さだったのかもしれません。
ツイートを見ているとそんな気がしてきました。