こんな制度、認められるんでしょうか?

・・・。

たぶん来年には総務省から指導が入って取りやめになるでしょう。


佐賀県みやき町。

この町に
からふるさと納税すると、寄付金額の40%のアマゾンギフト券が戻ってくるのです・・・。

amazon


ふるさと納税の仕組みとは?

上記URLによると
自己負担2000円で、応援したい自治体に寄付をすると、
寄付した分が所得税や住民税から差し引かれ(控除され)るため
支払う税金が少なくなり、
さらにはお肉やお米などの地域の特産品がもらえる、
とてもお得な国の制度です。
とあります。
住民税の年度は6月に始まり、5月に終わります。
サラリーマンの方なら、おそらく6月の給与明細に人事部が自治体の住民税額通知書を封入しているはず・・・。

たとえば、2018年12月に5万円ふるさと納税したとします。

すると、お住まいの自治体に納付すべき「来年の」住民税額が、年間トータルで5万円安くなるというもの。


ふるさと納税はめんどくさいの?

このふるさと本舗というサイトは簡単に作られていて、私は今日はじめて使ってみました。
しかし会員登録~寄付まで5分でできてしまいました。まさにアマゾンや楽天で買い物する気分。

さらに!

ワンストップ特例という制度を使うことで、めんどうな手続きは寄付を受けた自治体がやってくれます!
ワンストップ特例の申請をすると、寄付をした自治体から、納税証明書と一緒に、ワンストップ特例の申請書が送られてきます。その申請書に必要事項を記入して、寄付した自治体に郵送すれば、後は自治体間で調整してくれます。
(https://support.furusatohonpo.jp/hc/ja/articles/360004277912より)

私はさっそく佐賀県みやき町に5万円ふるさと納税してみました。
これで、
・来年の住民税額が5万円少なくなり
・2万円のアマゾンギフト券が手に入る

わけです。言い換えると、

・いま5万円払い
・1ヶ月後ぐらいに2万円のギフト券ゲットし
・あとで5万円税額が減る
ので差し引き2万円儲かったことになります!

えげつない! 事実、こんなニュースも・・・。
石田真敏総務相は25日の閣議後記者会見で、ふるさと納税を募集する一部自治体が返礼品に上乗せする形で、アマゾンギフト券やさまざまなポイントなどを還元していることについて「適切でないと考えている。事実確認ができ次第、対応を考える」と述べ、見直しを求めていく考えを明らかにした。
(https://www.sankei.com/economy/news/181225/ecn1812250014-n1.htmlより)

実際、ふるさと本舗の佐賀県みやき町のページには「2018年12月30日までの取扱となります。ご了承下さい。」と書いてあるので、これがラストチャンスかもしれません・・・。


おわりに

今回、私はギリギリでふるさと納税を初めて行いました。
意外と簡単でびっくりしました。

こういう制度があるなんて、知らないでいたらそのままになっていました。
知らないということは当然気づきもしない、何もわからない、それで時間だけが経過してしまうわけです。

いろんな情報にアンテナを張ることがとても大切だと思いました。