「スマホ時代で『プリクラ』の落日」という記事がヤフーに出ていました。
(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181104-00551113-shincho-ent)

この記事によると最盛期の1997年には5万台設置されていたプリクラの機械。
2016年には1万1千台にまで落ち込んでいます。

売上高も1997年の1千億円をピークに2016年には220億円とおよそ20%程度まで減少。

激減じゃないか!!

ヤフーニュースの見出しに「芸人〇〇、仕事激減」「〇〇、まさかの復活」なんてよく載ってますが、今回激減したのはプリクラでした。まさに激落ちくん状態。

いったいなぜ?

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プリクラはオワコン化し衰退するのだろうか

開発する側だってもちろん日々工夫を凝らしています。
コスプレして撮影できるようにしたり、目が大きく映るようにしたり・・・。

でもそうした工夫をすればするほど、機械が大型化したり、衣装を準備したりと大掛かりなものになります。
つまるところ、恐竜のように大きくなればなるほど身動きが取れなくなっていってしまうパターンではないでしょうか。

実際、記事には関係者インタビューとして次のような言葉が掲載されています。

売上規模は縮小していますが、台数が減ってきているのには、ライティングや広角撮影などのためにスタジオ化し、シール機がどんどん巨大化しているために、店舗に数が入らなくなったためという影響もあると思います。

企業も大きくなれば稟議だったり取締役会だったりと管理組織が肥大化して柔軟な意思決定がやりづらくなるもの。女子高生に大人気のプリクラでも大企業病のようなことが起こっていたとしたら皮肉な話です。

さらに市場の縮小も見逃せません。
2017年時点の18歳人口はおよそ117万人。20年前の1997年の18歳人口は162万人でした。
およそ30%のマイナスです。(出典:文部科学省「18歳人口と高等教育機関への進学率等の推移」)


スマホはすべてを飲み込むか

スマホの普及も見逃せません。
20年前は携帯電話は持ち込み禁止という校則の学校も多かったはず。
しかし今では誰もがスマホを持っていて、気になる画像をインスタに上げたり、シェアしたり。
写真は肖像権も著作権もへったくれもないような使われ方をされています。
現に、あるアイドルは「もう著作権なんて言ってる時代じゃない」と言っています。

そんな中、「紙に印刷されてくる」プリクラはネットに上げづらいという欠点があります。

スマホに写真をダウンロードできるプリクラアプリもあるようですが、そんなことをする位なら最初からスマホのポートレートモードで撮影すれば済んでしまう・・・。

実際問題、コンパクトデジタルカメラの出荷台数も2010年にはおよそ1億台でしたがスマホの普及とともに文字通り坂道を転げ落ちるように激減。2016年には2000万台程度まで落ち込みました。

恐ろしい規模でマーケットが縮小し、一方でiPhoneを生み出したアップルの業績は絶好調。
インスタのユーザー数も増え続け、まさに10年で私たちの写真環境が激変したことを裏付けています。

同じことが他の業界で起こっても不思議ではありません・・・。
プリクラはまさに他山の石として、サラリーマンの皆さんもこれから次々と起こる激変に(備えようがないけれど)備えざるを得ないようですね・・・。



ちなみにこのブログは「友だちいない研究所」。
私はいつもぼっちなのでプリクラを誰かと撮ったことがありません! \(^o^)/オワタ