銀行で売っている投資信託。たくさんあるようですね。

退職金をもらって運用しようと思ってる人、ボーナスをもらったから運用したい人、子供のために今から積み立てておこうとしている人、いろんな目的があると思います。

でも「新エネルギーへの投資」「新興国への投資」「日本株式への投資」「米国株への投資」・・・。

どれを買ったらいいのでしょうか。

じつは・・・。

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衝撃の事実。銀行で投資信託を買うと損しやすい


この2018年7月5日の朝日新聞記事をご覧ください。

国内29の銀行で投資信託を買った個人客の半分近くが、運用損失を出していることが金融庁の調べでわかった。運用成績は銀行ごとに大きな差異がみられたといい、各行の販売・運用姿勢や商品の品ぞろえが、顧客の資産形成に影響を及ぼした可能性がある。

金融庁が主要行9行と地方銀行20行の窓口で投信を買った客全員の今年3月末と購入時の投信の評価額を比べた。顧客が払う手数料も引き、実質的な「手取り」を試算すると、46%の人の運用損益がマイナスで、損をしていたという。購入した時期にもよるが、株価が上昇基調で比較的「損をしにくい」環境のなかで、比較的多くの人が損をしていたことになる。
(出典:https://www.asahi.com/articles/ASL755DSNL75ULFA023.htmlより。太字の強調は私が行いました)

つまり「銀行が販売する投資信託は買ってはいけない」。

運用成績はおしなべて振るわないのに加えて、購入時手数料はばかになりません。
あるメガバンクが取り扱っている投資信託の購入時手数料は次のようなもの。

1億円未満:2.16%(税込)
1億円以上5億円未満:1.08%(税込)
5億円以上:0.54%(税込)

・・・。
たとえば100万円を運用したいです。この投資信託に投資します。
・・・と思って買った瞬間、2万円の手数料が差し引かれます。つまり運用は98万円からのスタート。
マイナスからの出発とはこのことです。

さらに「投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用」として運用管理費用(信託報酬)が発生!「純資産総額に対して年率0.9774%(税込)」だそうです。もし98万円から1年かかって5%成長した場合、およそ103万円になっています。そこから0.9744%の報酬が差し引かれますので、実質102万円になっています。

100万円の運用から1年で2%というのは、定期預金に比べればベターなパフォーマンスといえますが、ちょっと心もとない成績です。


投資信託はどれを選んだらいいのか?

ならばどれを選んだら良いのか?
2018年10月5日の日経新聞記事では
含み益の顧客の比率が高かったのは大手金融機関の系列に入っていない独立系。最高だったのはコモンズ投信で98%。「ひふみ投信」などを運用するレオス・キャピタルワークスが91%で続き、上位3社を独立系が占めた。インターネットなどを通じて投資家に販売する「直販」を手掛ける。
(出典:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO36134350U8A001C1EE9000/)
と書かれています。
記事内のグラフでは、上からコモンズ、レオス、セゾンがベスト3を占めています。
つまりこれら3社のどれかを選んでおけば資産運用は成功しやすいことになります。
(「本サービスに掲載の記事・写真等の無断複製・転載を禁じます」とありますので、グラフの使用は差し控えさせていただきます)


かくいうお前はどうなのか

私自身は2007年からセゾン投信をコツコツと積み立てています。詳細は公式サイトでご覧頂けるとお分かりのとおり、購入時手数料はゼロ円。信託報酬は「ファンドの純資産総額に年0.4968%(税抜0.46%)の率を乗じて得た額」となっています。運用コストが安いですね。
積立を始めた直後、サブプライムローン問題→リーマン・ショックという流れになり、数年間赤字が続いていましたが、それでも「まあいいか」と気楽に構えて積み立てを継続しました。
結果、運用益が発生しています。
と言っても口先だけだと説得力がないので、証拠として現状を晒します。

Screenshot_2018-10-09 セゾン投信
およそ157万円の含み益が発生しています。

じつは4年ほど前に100万円ほど(判断ミスで)売却してしまいました。
ずっと放置していればもっと含み益が発生していたことでしょう・・・。
結局その100万円はヴァイオリンと弓の買い替えに使いました・・・。

まとめ

結局、銀行よりもネットなどの投資信託を買うべきだとよく言われていましたが、朝日新聞、日経新聞記事によりそれが裏付けられました。
もちろん銀行の投資信託がすべて悪いわけではありませんが、複数の新聞にこのように書かれてるという事実は軽んじるわけにはいかないでしょう。

暮らしていくうえで大切なお金ですから、運用も慎重に行いたいものです。


ご参考:投資信託以外でも、ソーシャルレンディングという手法があります。
これで私は年6%程度のリターンを得ています。関連記事へのリンクを貼っておきます。