ムーミンの登場人物、スナフキンは誰もが知っています。

ムーミンには公式サイトがあり、そちらによると人物像は次の通り。

思索を好む放浪者。ハーモニカを吹き、釣りをし、世界中を旅します。身軽に生きて行くことを好むスナフキンの荷物は、リュックサックひとつのみ。必要なものが全て入ったこのリュックサックをもって、どこへでも出かけます。

スナフキンは気楽にすごしながら、人生のいろんな物事を考えるのが好きです。いつもふらっとやって来ては、またどこかへ去って行ってしまう、ムーミン谷の住人の憧れ的存在。特に小さくて臆病な住人の間では、常に注目の的です。 ムーミントロールとは親友同士。ちびのミイは異父姉であり、スナフキンはミムラ夫人とヨクサルの息子です。
(中略)
謎に包まれたスナフキンですが、決して人嫌いな訳ではなく、単純に一人旅が好きなのです。行ったことのない場所を探検しては、釣りで運試しをしたり、月明かりの下を歩きさまよったり。根っからの旅好きと言えるでしょう。

孤独を愛する彼は、ムーミンという作品のあちこちに散りばめられた詩人のようにハッとする言葉でも有名です。

まずはその孤独を愛する彼の言葉について考えていきたいと思います。


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(スナフキン。出典:https://www.moomin.co.jp/character/snufkin)

スナフキンの言葉。人と違った考えを持つこととは

人と違った考えを持つことは一向にかまわないさ。でも、その考えを無理やり他の人に押し付けてはいけないなあ。その人にはその人なりの考えがあるからね
「お前の意見はおかしい」、それで言い合いになったり、友人関係を壊してしまったりすることはよくあります。学校のクラスでもありますし、国家レベルでも「イギリスはEUから離脱すべきである/残留すべきである」で社会が分断されることもあります。

しかし誰もが違う考えを持つからこそ、競馬や競輪がビジネスとして成り立っているわけです。
みんなが同じ考えなら民主主義の意味はありません。

最近ではある女子大学がLGBTの受け入れを表明しました。少なくとも東京では多様性に対する理解が急速に進みつつあるようです。

他方でスナフキンのこの言葉が心に響くのは、それだけ人との考え方の違いで摩擦が起きているからに他なりませんね。


スナフキンは林修先生?「そのうち」なんて当てにならないな。今がその時さ

「そのうち」なんて当てにならないな。今がその時さ
林修先生も「今でしょ!」と言っています。
ナイキのスローガンはJust do it.結局やるかやらないか。成功するかしないかはそこにあるようです。
志望校に合格するのも、好きな人に告白するのも、行動の有無なのですから。

孤独を愛する言葉

だめだよ。僕は孤独になりたいんだ。来年の春、また会おう
実際問題、なにかをやりたい! と決意すると「時間」が必要になってきます。
勢い、孤独が前提条件になります。スナフキンのようにさすらいの旅に出て深くものを考えたいのであればなおさらです。

いわゆるいつメンでワチャワチャしていると、例えば宮沢賢治の詩について考えたり、ゴヤの絵に見入ったり・・・、ということができなくなります。

しかし「脳のしわ」はそういうことをしている時にできるもの。
孤独が「あなたらしさ」を形づくるのです。


実際にスナフキンを意識した結果

私はヴァイオリンを弾きこなしたい! バッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ」を演奏したい! フルマラソンを完走したい! 
ある時急に思い立ち、自分の自由時間を片っ端から練習につぎ込むようになりました。

ヴァイオリンを練習したり、ジョギングしたり、というのは集団でやるものではないので一人で黙々と取り組んでいます。

そうなると、必然的に友だちと会うことがなくなりました。
2018年の場合、休日に人と会ったのは2、3回。あとは黙々と練習しています。

職場の昼休みも本を読む時間を確保したいので、昼ごはんは絶対に一人でサッサと食べる。飲み会は出ない!
結果的には職場では仕事の話しかしない、余計なことは喋らない。休日、平日ともに携帯はメールも着信もゼロになりました。人付き合いが消滅したので出費も激減。お金が増えたのは想定外でした。

ただし、「あいつ何となく変なヤツ」と思われているのでしょう、職場で人と話していて微妙な空気の壁を感じることがよくあります。これは紛れもないデメリットです。

ちなみに私は一人旅にもよく出かけていました。
複数人で旅行に行くと集団心理が働いていろんなことを試せる反面、何をするにも調整が必要になり、自分のこだわりを100%反映できないことも。

一人旅なら、どこへ出かけて何をしようが完全に自由。話し相手がいなくてもいい、という方は一人でパリやローマに出かけると発見が沢山あるはずです!

ちなみに私はドレスデンのバーで一人でビールを飲んでいると酔っぱらいに絡まれ・・・、





なぜかケパブをプレゼントしてくれました! うまかった!


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(一人で出かけたマルタ島で撮影。夕日の美しさに沈黙)

もちろん、人それぞれ向き不向き、性格というものがあります。
このブログ「友だちいない研究所」を訪れてくださった方はスナフキンのような気質があるのではと思います。

皆さんそれぞれにスナフキンのような姿を意識して、孤独を愛しつつ自由な暮らしを求めて下さることを願ってやみません。