このたび、CBCテレビ(TBS系)のアナウンサー、江田亮氏と、テレビ愛知(テレビ東京系)のアナウンサー、岡田愛マリー氏が結婚するとのことで、ヤフーニュースで「ロミジュリ婚」と言われていました。

アナウンサー同期会でディズニーなどの話で意気投合したのがきっかけだったそうです。

その後、お互いは野球実況の方法や滑舌などでお互いに技術を教え合うことで仲が深まったとのこと。

ライバル関係にある会社の従業員が結婚するとのことで「ロミジュリ婚」という名前が付いた模様です。

さて、最近は私の周りで、「ロミジュリ婚」だけでなくドラマ「いつかこの雨がやむ日まで」(フジテレビ系列)での作中ミュージカル「ロミオとジュリエット」などシェイクスピア関連の言葉を聞くことがなぜか多くあります。

これを機会に「ロミオとジュリエット」からいくつかのトリビアを抜き出してみたいと思います。

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(ヴェローナの有名なバルコニー。出典:Pixabay)

1.昔の人は結婚が早かった

原作では、ロミオはおよそ18歳前後とされています。
ジュリエットも「まもなく14歳になる」というセリフがあります。つまりなんと13歳!

そしてジュリエットの母も28歳ぐらいという設定になっています。
昔の人は結婚が早かったんですね。

2.たった5日の物語

ロミオとジュリエットはなんとたった5日間の物語です。
この短い期間のうちに出会いから死まで突き進んでしまうのです。

1日目 パーティーでの出会い
2日目 二人の密かなる結婚式
3日目 ロミオが殺人罪で町から追放される
4日目 ジュリエットは望まぬ結婚から逃れようと薬を飲んで仮死状態になる
5日目 ロミオの自殺。ジュリエットも後を追って自殺する

たった5日で完結してしまう恋愛物語!
若い情熱が伝わってくるようです。


3.意外と下ネタが多い

ロミオとジュリエットは意外と下ネタが多いのが特徴です。
例えばジュリエットの乳母は「私の初体験が12歳だった」とか「女子(おなご)というものは、男で肥る」と言い始めたり、「穴があったら入れたい」などのきわどいセリフが所々に見られます(訳文は翻訳家により多少異なります)。

若者たちが大きな役割を演じる作品ですからこういうセリフが多いのも頷ける話です。

4.後年の四大悲劇との違い

オセロー、リア王、ハムレット、マクベス。
これらがシェイクスピアの4大悲劇です。
共通して言えるのは、登場人物の性格そのものが悲劇を招いているということです。

しかしシェイクスピアの比較的初期の作品であるロミオとジュリエットは悲劇の原因が彼らの性格によるものではなく、あくまでも計画の手違いによるもの。

言い方を変えると、計画が成就していれば、悲劇は一転してハッピーエンドに終わっていても差し支えなかったのです。

はちきれんばかりの若い情熱が運命の歯車の種類によって死へと突き進んでいく。
そんなドラマを孕んだスピード感がロメオとジュリエットの魅力の源泉だと言えそうです。


まとめ

有名な作品でありながら、案外読むことのないのが「名作」。
私は英文科出身ですが、シェイクスピアの作品すべてに触れたわけではありません。
これからも多くの古典に触れて文学の世界に親しみたいと思います。

また、本記事で言及させて頂きました江田亮氏、岡田愛マリー両氏お二人の末永いお幸せをお祈りいたします。