2018年9月1日は土曜、翌日は日曜。

新学期は9月3日からだ! 2日得した!!

そんな方も多いのでは?

「でも宿題が終わってない!」

なんていうのび太くん状態の人もいるかもしれません。

そんなあなたへ。

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(画像:ドン・キホーテとサンチョ・パンサ。ウィキペディアより)

夏休みの宿題が終わらなかったあなたへ。キミはまだ本気出してないだけ

「ドン・キホーテ」。

安売り専門店ではなく、スペイン文学の名作「ドン・キホーテ」。

作者はミゲル・デ・セルバンテス(1547-1616)。
歴史に役立つ雑学ですが、セルバンテスの亡くなった1616年はシェイクスピアと徳川家康の没年にもあたります。

そのセルバンテスはこんな言葉を残しています。   
「そのうちやる」という名の通りを歩いて行き、行き着くところは「なにもしない」という名札のかかった家である。

胸にささる名言ですね!

現代風に言い換えると「俺はまだ本気出してないだけ」。
対になる言葉は林修先生の「今でしょ!」

世の中には「成功」にまつわるいろんな名言、スローガンが溢れています。
しかし古代ギリシアのイソップ物語の「ここがロドスだ、ここで跳べ!」からNIKEのスローガン"Just Do It"に至るまで、結局「やるかやらないか」に集約されているように思えてなりません。

「ここがロドスだ、ここで跳べ!」とは、あるほら吹きの男が遠征先のロドス島から帰り、「ロドスでは幅跳びの記録を打ち立てた。ロドスの人に聞いてみるといい。俺がどんなに凄いか教えてくれるだろう」と自慢するものの、これを聞いた男が「つべこべ言うな。ここがロドスだと思って跳んでみろ」と言い返したというお話。

短く言えば「論より証拠」ということです。転じて「限られた環境でしか出せない実力は本当の実力ではない」、「環境のせいにするのはやめて今の状態でベストを尽くせ」という意味でも使われます。
ヘーゲルもマルクスも著作の中で引用した名句とされています。

NIKEのスローガンは解説は不要だと思います。
「とにかくやってみろ」と、誰にでも分かるシンプルなフレーズで世界中に自社のモットーを訴えています。

どうやったらやれるのか

正直、このブログも慢性的ネタ切れに悩んでいます。
それでも毎日更新できているのは、「書くと決め、実際書いているから」です。

一度書き始めると、なぜかそのままエンジンがかかって続くのです。

9月の最初の登校日が辛いのも似たような原理かもしれません。

「めんどくさいことは、まずやってみる」、結局はこれに尽きるようです。