このたび、名古屋の大学1年生が高性能爆薬TATPを製造し、逮捕されたという報道がありました。
しかし爆薬って大学1年生でも作れてしまうものなのでしょうか。
そんなに簡単なら、世の中爆薬で溢れかえってるんじゃないか? そんな疑問が湧いてきました。

高性能爆薬TATPとは? どうやって作るのか?

TATPはアセトン、過酸化水素水、塩酸、硫酸などが原材料。

これは入手にあたってのハードルはそれほど高くない模様。一部の材料は薬局でも買えてしまうようです。
「アマチュア化学者や爆弾マニアによって合成されて事故が起こったり、時にはテロリストによって製造・使用されることがある」。
ウィキペディアにはこう書かれていました。

NHKのニュースでも2005年のロンドン同時多発テロ、2015年のパリ同時多発テロ、2016年のブリュッセルテロなどでも用いられた実績があるそうです。

テロ組織は、当然ながら大掛かりな実験施設や研究施設をなかなか整備することができません。
(おおっぴらに活動できませんからね。)

そうした人材育成や予算が潤沢ではない地下組織でも製造できるわけですから、まさに「10ドルの大量破壊兵器」である某社会主義国の機関銃にも似る、恐ろしいものです。

現に破壊力は、爆速5,300m/sとなっており、1秒で5,300メートルの速さで進みます。
時速に換算すると19,000キロ毎時。もちろん1時間もスピードが持続するわけではありません。
しかし、一般人が私物として所有できるようなものではありませんよね。

kenkyu_man

なぜこんなものを作ろうとしたのか

逮捕された大学1年生は、「爆弾を作って威力を確かめたかった」と語っているそうです。
いえ人が死んでしまいますから、そんなことをしてはいけません・・・!

実際に2018年3月には公園で爆発させ、そのときは「大きな音がした」という通報が相次いだそうです。
これももし万が一誰かがいたら、犠牲者が出ていた可能性も十分ありえます。恐ろしい話です。

エジソンの少年時代

反射的に思い出してしまうのが、エジソンの少年時代のエピソード。
・なぜ藁は燃えるのか実験してみた → 納屋全焼
・ヘリウムガスで人は飛べるのか人体実験してみた → 友人が激しい腹痛で苦しむ
こういう黒歴史を経て、のちの発明王そして大企業ゼネラル・エレクトリックは生まれたのでした。

暁美ほむらと爆弾

また反射的に思い出すのが、TVアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する暁美ほむら。
彼女は自分の武器として手製の爆弾を使っていました。
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(画像:https://magireco.com/character/より)

自分で爆弾を作ったり、自衛隊から武器を盗んだりしても「ああそうかな」と思いながら作品を見ていました。
しかし今にして思えばとんでもないことをする女の子だ。恐ろしい子・・・。

まとめ

以上、高性能爆薬TATPについて調べてみましたが、危険な爆薬であっても一般人が作ることができるようなものもあるということが分かってしまいました。
仮に作ったり所持したりしていると、当然逮捕されることもありますから、やめておきましょう・・・。

2018年9月27日追記:覚醒剤も自ら製造していたとの報道がありました。「興味本位で市販薬から作った。自分で使うつもりはなかった」と供述しているとのこと。SNSで情報収集し、製造にこぎつけた模様です。