2018年7月は世界各地で異常気象だったことが報じられています。

日本でもアーチ雲というあまり耳慣れない雲の名前が多く報道されました。
なぜこんな雲が発生するのでしょうか。そして発生するとどうなるのか。

これらについて調べてみました。

なぜアーチ雲が発生するのか

アーチ雲は一言でいうと積乱雲の子分のようなものです。
積乱雲の下に形成される雲であり、アーチ状の形をしているためこの名前で呼ばれています。
他にも棚雲とも言われています。

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(画像:https://weathernews.jp/s/topics/201806/300125/より)

こちらの画像のとおりガストフロント(という、耳慣れない名前ですが小規模な寒冷前線)が形成され、その結果アーチ状に雲が形成されるという仕組みです。

アーチ雲が発生するとどうなるのか。

このようなアーチ雲が発生するということは、その付近にある積乱雲は非常に発達していることになります。
突風や激しい雷雨の兆しです。さらには雹が降ってきたりすることもあります。アーチ雲が形成してから、早いと数分でこのようなことが発生することもあるようです。
発見したら何よりもまず速やかに屋内退避すべきです。

積乱雲の被害事例

アーチ雲の付近にある積乱雲。
この積乱雲からは猛烈な気流が吹き下ろされ、これが地表に衝突したときの破壊的な気流をダウンバーストといいます。


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(ダウンバーストのイメージ図。気象庁HPより)

気象庁のHPによると

「積乱雲から吹き降ろす下降気流が地表に衝突して水平に吹き出す激しい空気の流れです。吹き出しの広がりは数百メートルから十キロメートル程度で、被害地域は円形あるいは楕円形など面的に広がる特徴があります」。

とあります。
ダウンバーストが発生すると竜巻のような突風が発生します。
このダウンバーストは飛行機事故にも直結する問題であり、アメリカでは飛行機墜落事故が複数発生しています。

この世の終わりかと思うような劇的なアーチ雲の画像

アーチ雲は見ているだけなら劇的なものですが、実際に遭遇したくないものの一つですよね。
ここではいくつかの劇的なアーチ雲の画像をご紹介いたします。

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(画像:ウィキペディア「アーチ雲」の項より)


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(画像:香港天文台)

まとめ

これからもアーチ雲を始めとする様々な気象現象が身近に発生することが予想されます。
まずは安全第一で、なにか予兆があったらすぐに避難するようにしてください。
かくいう私も、ゲリラ豪雨に巻き込まれてずぶ濡れになったことがあります・・・。