2018年7月29日(日)、TBSにて放送された「坂上&指原のつぶれない店」にて、メンタリストDaiGo氏がいきなり! ステーキ(ペッパーフードサービス)の株をビットコイン並に推していることが語られました。


一体どんな株価の推移なのか? ビットコインと比べてどうなのか?

ちょっと気になったので確かめてみることにしました。

いきなり! ステーキ躍進のカギ

番組では躍進のカギとしてこんなことが紹介されていました。

1.原価率70%!
飲食業の場合、常識的な原価率は30%。
しかしいきなり! ステーキは70%。

仮に1,000円払ってステーキを食べた場合、他店なら300円相当の肉(つまり残り700円は人件費、光熱費など)を味わっていることになりますが、いきなり! ステーキは700円相当の肉を食べたことになるのです。

当然、700円のお肉を食べたいですよね。

2.立ち食いにして回転率をUPさせたこと
立ち食い形式なら、食事を終えたお客さんはさっさと会計を済ませて退店してしまいます。
つまり回転率がUPするわけですから、なるべく多くのお客さんを相手にすることができるわけ。

3.果敢なコラボ
たとえばおやつカンパニーのベビースタードデカイラーメン、映画「アベンジャーズ」など。
一見無関係に見えますが、映画とコラボすればその映画ファンが来店してくれるので、客層拡大に貢献することになります。


いきなり! ステーキ(ペッパーフードサービス)株価推移は?

日経新聞のHPで確かめてみました。


pepperfood
(画像:日経新聞HPよりキャプチャ)

たしかに1年前は1株2,000円程度であったのが、今は4,000円をうかがう勢い。
1年前に株を買っておけば、今頃2倍になっていました。
(投資をしている方はおわかりだと思います。そんな空想はナンセンスだということを・・・。)

素人観測ながら、75日と25日の移動平均線の様子を見ていると、しばらくは下落が続いて、ある程度のところでまた反発するのかもしれません。
(いつどんなふうに反発するのか、分かっていたらみんな大富豪ですよね・・・。)

株価は企業の現在の姿だけでなく、将来の価値をも織り込んで投資家の行動によって決定されるもの。
これからもいきなり! ステーキ(ペッパーフードサービス)の躍進は続くでしょうから、下落基調のときにこそ買いかもしれません。
(とはいえ、売買の判断は自己責任でお願いします)

ビットコイン価格の推移は?

2017年12月にはビットコインをはじめとする様々な仮想通貨への投資がバブル状態となりました。
億り人を夢見た人も多かったのではないでしょうか。

ビットコイン、価格の推移は・・・?
ZaifのHPにて確認してみました。

bitcoin
(画像:ZaifのHPよりキャプチャ)

見づらくて申し訳ありません。

ビットコインは2017年7月に1BTCおよそ30万円。
その後価格は高騰し、2017年12月には1BTCが220万円まで値上がりしました。

2018年に入ると価格は急落。2018年6月頃底を打ったのか? 7月には90万円まで回復しています。

仮想通貨はまだまだ生まれたばかり。
国家が管理している法定通貨ではありません。明確な管理者というものはなく、分散型のシステムであることが知られています。(法定通貨は国家が管理しているので、中央集権的と言われます。ずいぶん対照的ですね)

相場が乱高下しやすいので実際の買い物ではほとんど使われていないのが実情ですが、エストニアが国家プロジェクトとして「エストコイン」という独自の仮想通貨を発行することを計画しているなど、まだまだ未知数です。

Windows3.1やWindows95が現役だったころのパソコン通信やインターネットはまだまだ怪しいイメージがありました。
2018年の仮想通貨(とブロックチェーン技術)もそんな立ち位置なのかもしれません。

こんな記事を作ってしまうくらいですから、じつは管理人も投資信託や株を保有しています。
実際に投資をやってみて思うのは、価格の推移に一喜一憂していると、結果的に損してしまうということです。
また、短期的な売買と長期的な投資ではやはり学ぶべき技術や、持つべき志も異なってきます。

もしこの記事をご覧になった方で投資をされていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、どうかご無理はなされませんよう、またご成功されますようお祈りいたします。


注:本記事に記載の情報は2018年7月時点です。また、実際にビットコインなどを売買される場合はご自身の判断で行ってください。