こんにちは! ぼくは友だちいないマンだよ!\(^o^)/ 
ぼっちだよ!\(^o^)/ 
今日はカーネギーの「人に好かれる6原則」について考えてみたよ!

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カーネギーの「人に好かれる6原則」

デール・カーネギーは自己啓発の名著「人を動かす」(1937年刊)でこの原則について述べています。職場の研修や学校の授業などでよく取り上げられているので、名前を聞いたことがあるかもしれません。刊行から80年経過した今も本屋で必ずといっていいほど見かけるロングセラー。累計で1500万部も売れているそうです!

その原則とは・・・。

原則1:誠実な関心を寄せる
原則2:笑顔を忘れない
原則3:名前を覚える
原則4:聞き手にまわる
原則5:関心のありかを見ぬく
原則6:心からほめる


なるほど~。書くのは簡単なのにやってみるのは難しいことを書きますね・・・。

友だちいないマンなりに、6つの原則について解説してみたいと思います。
 

原則1:誠実な関心を寄せる


注意したいのが「誠実な」関心を寄せるということです。
本心でないのに関心をもったふりをすると、大抵すぐに見抜かれてしまい逆効果になるものです。
逆に、カーネギーも言うように、人は「自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる」傾向があります。

友だちいないマンはエレキギターとヴァイオリンを弾きます。
一人で舞台に立つときは底知れぬ孤独感を感じます。お客さんが無反応なときは、演奏していてどんどん気持ちが暗くなり、自然とうつむきがちになります。

逆に、自分の作る音楽にノッてくれている人を見つけると、ものすごく勇気づけられます。

打ち上げのときに「どれくらい練習したんですか」「あの部分はどんな風に弾いてるんですか」なんて尋ねてきてくださることもあり、そんなときはお互い話も弾み、こちらも向こうの演奏した曲やその曲を選んだ理由などが気になり、なおさら打ち上げが楽しくなります。

無理して気を引こうとするよりも、心から関心を寄せることで人間関係は円滑になるものです。
 

原則2:笑顔を忘れない

これも当然といえるでしょう。
いったい誰が、泣いている顔、怒っている顔の人に話しかけたいと思うでしょうか。
仮に作り笑顔でも泣いているよりはマシです。

マザー・テレサは言いました。「平和は微笑みとともに始まる。」

思えば、長らく芸能界で活躍しているベテランの芸能人には、笑顔でいる人が多い気がします。たとえば志村けんさん、明石家さんまさん・・・。
こうした人達に共通して言えるのは周りの人への気配りの細やかさもさることながら、エンターテイメント業界で働くうえで、笑顔でいることの値打ちを知り抜いているからではないでしょうか。

もし笑顔でいるのが難しいときは、「ウイスキー」と呟いて見て下さい。
口の左右がニッと釣り上がり、笑顔のような表情になります。
そうなるとあら不思議。なぜか気分がポジティブになるのです。
錯覚かもしれませんが、即効性があることは確かです。
気分が上がらない朝にでも、ぜひお試しあれ。


原則3:名前を覚える

いますよね、名前が覚えられない人。なぜかおじさんに多い気がします。気のせいでしょうか。いえそうじゃないと思います。
40年、50年生きていると何もかもがだんだん面倒くさくなり、新しいことを覚えようという気が起きなくなるのでしょうね。

でも名前は不思議なもの。

騒がしい環境のなか、たとえば飲み会のときでも、自分のことが隣のテーブルで話題になると、名前が出てきた瞬間にハッとなりませんか?

そう、名前はあなた固有、世界唯一のもの。
だからこそ敏感に聞き分けてしまうのでしょう。

当たり前ですが、あなたが「佐藤さん」だったとして、「村上さん」「森川さん」なんて言われたら「何言ってんだコイツ」と思いますよね。
親が付けてくれた大切な名前です。誰もが自分の名前に思い入れがあります。
粗末にしないで、たくさん愛着をもって呼びかけてあげないといけませんね。
(だから名前を覚えられないおじさんは評判が悪いんですよ・・・!)

原則4:聞き手にまわる

これは男性から見た対女性コミュニケーション術でもよく出てくる話ですよね。
カーネギーは次のようにも書いています。

人に嫌われたり、かげで笑われたり、軽蔑されたりしたかったら、次の条項を守るにかぎる。
1、相手の話を、決して長くは聞かない。
1、終止自分のことだけをしゃべる。
1、相手が話しているあいだに、何か意見があれば、すぐに相手の話をさえぎる。
1、相手はこちらよりも頭の回転がにぶい。そんな人間のくだらんおしゃべりをいつまでも聞いている必要はない。話の途中で遠慮なく口をはさむ。

人は誰しも、友だちいないマンも(あなたも)話を聞いてほしいのです。
友だちいないマンなんて「友だちいない研究所」なんていう恥ずかしい名前のブログを運営している位ですから・・・。
さらに友だちいないマンはヴァイオリンとエレキギターまで持ち出してステージに立ったりしてる位ですから、どれだけ自分のことを聞いて欲しいんだ!

そんな友だちいないマンは音楽のことだけなら沢山話せます。
だから、音楽の話を振られるといくらでも喋ることができます。

これは相手が「こいつ音楽のことが好きなんだろうな。だったら音楽について話を振ったら喜ぶだろう」と察してくれているのです。

カーネギーもこう言います。「相手が喜んで答えるような質問をすることだ。相手自身のことや、得意にしていることを話させるように仕向けるのだ」。

ツイッターを覗くと、みんな色んなことを呟いているのがわかります。
つまりそれだけ誰かに話を聞いて欲しいということですね。

 

原則5:関心のありかを見ぬく

もしあなたに小さな子どもがいたとしたら、育児の苦労について話を振られると「育児あるある」で盛り上がることができるはずです。

旅行が好きなら、「機内食がまずい航空会社ランキング」で盛り上がれるでしょう。

先に触れたように、相手の関心がどこにあるかを知っておき、関連のある話題を振るというそれだけでコミュニケーションのきっかけが生まれます。


原則6:心からほめる

相手をほめるというのは、じつは勇気がいることです。

誰かを批評するのは簡単です。あれが悪いこれがよくない、そうあげつらうのに1円もかからず、努力も手間も不要。しかも批評することで自分がなんだか格上になったように見えてしまいます。

逆に、誰かを褒めるとどうなるでしょう。
「え、お前あんな奴のこと褒めてるの?」
なんて周りから思われて、決まりの悪い思いをしたくないからです。
「好き」はあなたの価値観の表明です。だから守り抜きたいという本能が働きます。
「あんな奴を?」なんて言われるよりは黙っているほうがマシだ。そう思うのは不思議ではありません。

でも、人は「全員」承認欲求を持っています。誰かから認められたい、尊敬されたいという気持ちがあります。
ツイッターで「いいね」されると嬉しいですよね。この気持が承認欲求です。

友だちいないマンも自分が弾くエレキギターに合わせて客席から手拍子が聞こえてくると涙が出そうになります。(この気持は経験してみないとなかなか分かりづらいのですが・・・)
「認められた!」という気持ちは心の底から嬉しいものです。

ぜひとも「いいね」と思ったらどしどしその気持を表に出してください!



他の方の「人を動かす」のレビューはこちらでどうぞ・・・。
友だちいないマンの解説が偏ってたりするかもしれませんしね・・・。
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